動的ストレッチ、静的ストレッチの違い

 

ストレッチは大きく2種類に分けられます。

動的ストレッチ静的ストレッチです。

以下一つずつお話させて頂きます。

 

1.動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)
身体を動かして筋肉を刺激しながら、関節の動きや可動域を広げることにより、柔軟性を高めることのできるストレッチです。
このような効果があるため、運動前の準備運動で取り入れられることの多いストレッチ法です。

小学校の体育で、屈伸運動や伸脚運動も皆さんされたことがあるかと思いますが、これが動的ストレッチです。
ラジオ体操も含まれます。

どの動きも大きく身体を使って、普段の生活だと動かさない範囲まで動かしますので、関節の可動域が上がります。
運動前の準備体操で行われるので当然、ケガの予防だったり筋肉の力を引き出しやすくします。

身体も温まりますのでウォーミングアップに適しているのですね。
ぜひ運動前はこの動的ストレッチを行って頂き、ケガ予防やパフォーマンスアップに役立てて下さい!

 

2.静的ストレッチ(スタティックストレッチ)
一方静的ストレッチは、反動や勢いをつけずにゆっくり筋肉を伸ばしていき、伸ばせるところまで伸ばしてそこで静止するストレッチ法です。
時間をかけて筋肉の可動域を最大まで伸ばすことができますので、筋肉の柔軟性のアップや関節の可動域を広げる効果があります。


こちらの静的ストレッチはその他にも、筋肉を伸ばすことにより血行がよくなり、疲労回復効果、筋肉の固さを和らげる効果があります。

こういった効果がありますから、運動前よりは運動後の整理体操として取り入れて頂いたり、就寝前に行っていただく事で、身体の緊張を取って、リラックス状態に持って行ったり、明日に疲労を残さないようにといった目的で行います。

静的ストレッチは一定時間保持することが大事なので、すぐに伸ばすのをやめずに、30秒から40秒は伸ばしていただきたいです。
無理しない程度で1分以上伸ばすと筋肉を包む筋膜も伸びやすくなりますので、気になる方は長めにお時間とると良いと思います。
また深呼吸をしながらゆっくり行うと副交感神経を刺激しますので、リラックス効果もより高まります。

静的ストレッチの注意点として、運動前に静的ストレッチを取り入れると筋肉の本来のパワーが発揮されずらくなったり、パフォーマンスが低下してしまう恐れがありますのでご注意下さい。

 

運動前→動的ストレッチ
運動後→静的ストレッチ

と覚えて頂けると良いと思います。

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もみ屋くつろぎ      

 

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